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2017.04.05

『アモンケット』先行プレビュー公開!

 『モダンマスターズ 2017年版』の発売と同時に開催されたグランプリ・静岡2017春も終りを迎え、世間では卒業シーズンが過ぎ、進学や就職といった文字が躍る時期になった。
 この春から新しい土地で新しい生活を始める人々も少なくはなく、その中には数多くのマジックプレイヤーの姿も見受けられることだろう。

 早いもので、来月の今頃には最新セットである『アモンケット』がその発売を控えている。
 まだまだ公開された情報は少ないが、キービジュアルであるイラストの中に見え隠れするあの強大なプレインズウォーカーの影。
 布線は用意しておいたぞと言わんばかりに『霊気紛争』に収録されたカード、《闇の暗示》
 

《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》


 物語の黒幕として暗躍し続ける、最強の異名に相応しいプレインズウォーカーは、もう間もなく我々の前の再びその姿を現すのかもしれない。
 

ニコル・ボーラス.jpgより悪名高く、より気高く。より残酷に、より無慈悲に。


 他の追随を許さない性能を誇る《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》。プレインズウォーカーを巡る全ての物語の終点は、ここに繋がると言っても過言ではないだろう。
 少し物語を振り返ってみれば、『霊気紛争』の舞台にアジャニが登場したこともまた、物語の結末がニコル・ボーラスを巡るものになるという暗示だったのかもしれない。

 しかし、文字通り悪魔と称されるに等しい強大な力を持つニコル・ボーラスを倒しうることは困難を極めることは間違いない。恐らく同程度の力を持っていたであろう《精霊龍、ウギン》でさえニコル・ボーラスの力の前に倒れ、永き眠りにつくことになってしまった。
 

ウギン.pngその能力は強力だが、ボーラスには一歩及ばないデザインに仕上がっている。


 敵はあまりにも強大。誓いを立てたゲートウォッチ達が死力を尽くして挑んだ所で、真っ向勝負では返り討ちにされてしまうのは火を見るより明らか。力を合わせてエルドラージさえ封じた彼らにとっても、ニコル・ボーラスという敵はあまりにも強大すぎる。

 物語は常に助力を求めている。その介入によって物語の結末が変化するかどうかは別として、新たな勢力、新たな宿敵、新たな目標、新たな道程。それらは我々を魅了し、物語の中に引き込ませる。
 物語は常に変化を求めている。強大な敵を打ち倒すためには新たな力が必要だ。それは膨大な知識であったり、天使の加護であったり、大自然を味方につけたり、そして時には神の力でさえも必要としている。
 

【神】


 かつて我々が訪れた次元、テーロス。そこには大小様々な神が存在していた。しかし神々はその力を自ら率先しては振るわず、一定以上の信心が満たされた時、神は動き出した。
 

ヘリオッド.jpg力が欲しいか? ならば信心を集めよ。


 そして今、再び神の力が必要な時が来たのだ。その声に応じたかどうかは定かではないが、確かに『アモンケット』の世界に神はいた。ご覧あれ、《周到の神ケフネト》のその姿を!!

 

ケフネト.jpg新たなる神、ここに。


 わずか3マナで5/5という破格のサイズを持ち、飛行、そして破壊不能という昨今のオーバースペックを更に凌駕する、まさに神と呼ぶに相応しい仕上がり。テーロスの神々とは異なり動き出すために信心は必要ない。

 だが、代わりにやや厳しい条件がある。《周到の神ケフネト》は手札が7枚以上でない限り、攻撃もブロックもできないのだ。十分な手札があり、何事にも柔軟な対応をできる状況でなければ見に徹するその姿勢、まさしく周到の神を冠するに相応しい。

 起動型能力は{3}{青}を支払うことでカードを1枚引き、追加で自分のコントロールする土地1枚を手札に戻してもよいというもの。なるほど、この能力を使えば手札を2枚分増やせるため、本体の稼働に繋がる。だが、カードを1枚引くのはいいとしても土地を1枚手札に戻すというのは明確なテンポロス。戻すかどうかは慎重に判断するべきだろう。

 しかしそれを差し引いても有り余るオーバースペック。序盤は戦場で沈黙を保ち、機が熟せば一気に手札を増やして攻めに守りに活躍する姿は見受けられるだろう。スタンダードでも活躍の機会は多そうだし、動けない場合でも機体の搭乗役としては申し分ない。もっとも、神が機体を操縦するという絵面はなかなかにシュールだ。
 

キランの真意号.pngおお、神よ。操縦方法はご存知ですか?


 総合すると、シンプルで強い代わりに扱いが難しいカードという定番の評価になるだろうか。単純にドローエンジンとして戦場に居座られ続けるだけでも対戦相手からすれば厄介なことこの上なく、条件次第で5/5飛行、破壊不能が殴りかかってくるというのも恐ろしい。
 そしてこの土地を戻すという能力も強制ではなく任意となっているので、状況によってうまく使い分ければ十分機能してくれるはずだ。戦場に出たときに能力が誘発する土地カードなどがあれば相性もいいだろう。

 ふと思いついたのは、土地を戻す能力で基本土地を手札に戻し、手札にある《港町》のようなシャドウランドをアンタップインするための材料にすることもできる。手札に土地がシャドウランドしか無い場合などはもしかしたら役に立つかもしれない。

 さて、ここまではあくまでもスタンダードの視点で紹介させてもらったが、《周到の神ケフネト》はモダンやレガシー、そしてヴィンテージまで広く活躍する可能性がある。特にヴィンテージでは《噴出》という恐ろしいカードがあるため、それ1枚で手札を4枚増やすことが可能だ。稼働率も上々となるだろう。

 最後にもう1つ。《周到の神ケフネト》が青のカードとして、そして神話レアとして収録されたということは、もしかしたら他の4色にも神の名を冠するカードがそれぞれ存在しているのかもしれない。『アモンケット』の今後の情報に期待しよう。

 

おまけマンガ

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